あなたに復讐の花束を ~悪役にされた令嬢は、処刑台から甦る~
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あなたに復讐の花束を ~悪役にされた令嬢は、処刑台から甦る~

明夜明琉/緋月アイナ

こんな国王でよく内乱が起きないなっと(怒)

ネタバレ
2023年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 状況が分からない中、十代のヒロインが(しかも子爵令嬢)混乱した上、勘違いするのは仕方ない。何より、カトリーレの地位は大公令嬢で、親と老化が激しい爺様に、根限り甘やかされて育った、見た目だけで中身ヤバすぎる悪の権化。いくら幼い頃から好きな相手でも、振り向いて貰えないならば周りの親族が諌めるべき話。正直、この王族の下でまともな国が可能なのか?十代半ばで、ほんの数日で、目ざわりな恋敵を処刑にまで追いやるサイコぶり(内容からして将来女王になる予定ならば、王族のはずそれなのに自己を律する事すらできないポンコツ) 1番カスなのは、国王じいさん。サイコな最愛の孫娘の詳しいカミングアウトの遺書を読んでも、怒り?はぁ?まずは冤罪で処刑した娘に対しての謝罪が先だろう? そもそもカトリーレを王太子夫妻の養女にして大丈夫か、後継者教育をした上で、未来の女王候補というなら分かるが、制度として、あり得ない。大公夫妻の傲岸不遜な態度は、王太子夫妻への敬意を欠片も感じなかった。王城の衛兵も、侍女達も、カトリーレを王女扱いしてて気持ち悪い。王族なら王族としての教育を。 全ては、王位継承権の順で兄が王太子になったが、子供が生まれなかった事への当て付けを自分も含めた周りに許した国王が悪い!!元凶はお前だ!!
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