抱かれた悪役令嬢は、激変王子の溺愛ルートに突入中!?
吉田にん
このレビューはネタバレを含みます▼
ありがちな悪役令嬢ものとはひと味もふた味も違っていて、すごくストーリーに惹きつけられました。
中でも一番 「えっ?!」と思ったのは、なんといっても ヒロインに守られたことを恥じ、今度は自分が守れるようにと努力に努力を重ね、ゲームとはまったく異なるムキムキ姿に成長を遂げたミハイル王子ですよね〜。愛する人のために頑張れる男性は、すごく素敵で尊いです!ヒロインも王子のことを一途に思い、運命に抗おうと必死に努力する姿がとても健気で、すごく応援したくなります。
そんな相思相愛の二人なのに見えない力により王子が聖女に無自覚に惹きつけられてしまうのが、切ないと同時にハラハラ・ドキドキしますね〜。こういうお話にしては珍しく聖女も屈託のない良い子っぽい(まだ途中までしか読んでいないので、真実はわかりませんが・・・。)ので、誰も傷つかない皆が笑顔のハッピーエンドになれば良いなと思っています。
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