このレビューはネタバレを含みます▼
泣くってわかってて読んだ。そしてやっぱり泣いた。。もうさ〜、慧くんが只管に優しすぎるんだわ……(泣)まず高校生で拓巳のあの提案を反論せずすんなり受け入れるって……(泣)就職試験のくだりとか、もう『別れたくない‼』ってありありわかるけど拓巳にたいしてそれを主張しないんだよね。。拓巳をすごく尊重してる。大体の人だったら言い合いになって『そんな事したって俺は幸せになんかなれっこない!俺は一生ひとりでいるから勝手にひとりで幸せになればいいだろ!』って感じになっちゃうところ。静かに別れを受け入れて4年間拓巳だけを思いながらどんな思いで両親に独身宣言までしたのかと思うといたたまれない……。そんな慧くんが再会した拓巳を追いかけて呼び止めた時の心の内を思うと涙が止まらない……。最後に『悲しむ人が居なくなったら……』のお願いにはもう、心臓握り潰されたかと思う程に胸が痛くなりました。。健気としか言いようがない。。だけど最後!!そんなに気をつけて計画立てているのにベランダで不用意にそんな事していいの?!ってちょっとずっこけた……💦