お荷物と呼ばれた転生姫は、召喚勇者に恋をして聖女になりました
マチバリ/南々瀬なつ
このレビューはネタバレを含みます▼
無料だったので一巻を読んで面白そうだったら続きを買うつもりでした。ただ、大人が読むにはあっさりしすぎというか。魔力のない『色なし姫』と言われ兄や使用人にまで蔑まれていたヒロイン、帝国からの使者により自分には浄化の力があることを知ります。早々に帝国に渡り傷ついた勇者や兵士にその力を発揮しますが…。ヒロインが兄に暴言を吐かれても、使用人に馬鹿にされても黙っているのがイラっとします。ヒロインが自分も転生者だということを魔法のせいで勇者に告白できないのなら、転生者設定が無くてもいいのでは。どっちにしろ前世の記憶を利用していないし。購入したいと思えるほどワクワクしませんでした。
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