このレビューはネタバレを含みます▼
凄く綺麗な絵で戦闘シーンも迫力があり、それでいて愚と康吾の些細なやり取りの描写が丁寧で何回も読み返してしまいます。主人公2人以外も美しく可愛いキャラが多くて、黒天主の過去や師兄達のその後、冒頭のあのシーンにどう繋がるか気になって、ついに原作(渉于春氷)に手を出してしまいました。自分で翻訳しながら読んでて思ったのはコミカライズの再現度が非常に高い事！！漫画だけでも康吾と黒天主の血縁関係が分かりましたが、人物の特徴や描写が見事に可視化され、それでいて原作の回りくどさ(同じ場面を別視点で描く事が多いので前半は少々焦れったく感じます)もドラマチックな描写に昇華され、尚且つ作画家さんのアレンジや拘り(庭園などの描き込み)が素晴らしい漫画だなぁと改めて実感しました。気になる一話冒頭シーンはまだまだ先ですが、2部の連載が開始され、あのシーンやこのシーンがまた美麗な絵で描かれるのが楽しみです。2部には壮大な(というか残酷な)バトルや華麗な白羅宮や皇宮のシーンもありますが、主人公2人のやり取りがホントに…ホントに切なくて涙します！
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