光の王女と炎の王子 恋は淫らな契約から
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光の王女と炎の王子 恋は淫らな契約から

麻木未穂/椎名咲月

おいしい設定の割に……

ネタバレ
2013年8月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 時代がかった話し言葉かつ、やけに説明口調なので読むのがつらい。人生ではじめてエロいことされる~って、本来ならドキドキで恥ずかしくて不安なはずの主人公が、相手の盗賊王に請われるまま長々と説明口調のセリフを言うとか、ちょっとありえないような…。登場人物の感情描写があまりないらか、感情移入がしづらかったです。主人公の女の子の口調が汚いのも萎えちゃいます(決して女言葉を求めているわけではなく、なんでこの表現にしたんやろって思う言い回しが私には合いませんでした。例えば「わかるわけねぇだろ!」とか「おまえが~してるからだ、おまえが悪い」とか)。こんなこと書くと作者の方に対して失礼なのは分かっているのですが……、ストーリーが雑で稚拙さを感じました。設定がおいしいからこそ、残念です。エロも登場人物のセリフも○○の一つ覚えのように同じことの繰り返し。もう少しバリエーションがないと厳しいのでは?とりあえず、作者の次の作品に期待したいですが、私は買わないかも。。。初レビューが辛口でごめんなさい。
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