LatteComi コミックアンソロジー【BL】
」のレビュー

LatteComi コミックアンソロジー【BL】

アンソロジー

「双子×両片思い」拝読しました

ネタバレ
2023年7月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●「双子」なのに、3本のうち2本の見た目が双子っぽくないのが少し残念でした。視認性優先なのかなぁ…。1本目は「見た目も中身(外づら?)も対極の二人」という感じで読めなくもないですが、2本目は「兄弟設定」と言われた方がしっくり(あっでも同時に卒業しないとダメか!)。ちなみに「LatteComi」で検索すれば単話版で各話の立読みがほんの少しできます。
●『慈と善』32P。善は今も「おまじないのキス」を慈にせがみ、慈は善がいつまでも母親に囚われていると考えてる。でも本当に囚われてるのは慈の方で、頼み事をされると母親の顔がよぎって断れない。二人の間の感情はloveなのかな…?お互いがお互いを求めて救われる関係。キスのみ。その後があるなら多分善×慈。
●『双子相愛〜』36P。双子っぽくはないけど絵は好き!寡黙な和と陽キャな雪、いつからか口もきかなくなって…なんだけど、雪のキャラが和の視線を自分に向けるためっていうのが良い。和→雪の執着は形(隠し撮り!)に表れてるんだけど、雪→和の執着も強いんですよ。和の手で一緒に抜かれるとこまで。見られて名前呼ばれてイっちゃうの良いです!シーモア限定特典1Pは和による雪のおしり開発計画。
●『恋と指切り』36P。ずっと一緒にいようねと約束した伊三巳と多津巳。なのに多津巳は自らの意思で他の家に養子に行ってしまった…この養子に行った理由がすごいです!約束を果たすために着々と…多津巳すごいな…。この虎視眈々とした感じが多津巳×伊三巳かな?と思っていたけど、最後の触り合い(してる?)の表情見て伊三巳×多津巳(襲い受)か?!と(笑)
●巻末に7Pのキャラデザ集がありまして、『恋と指切り』は伊三巳×多津巳と明記されていました(当たった笑)。双子なだけに、3本とも執着が強めかな。各作者さん初めてでしたが、他の作品も拝読してみたいです。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!