震え震え

ネタバレ

2023年8月3日

このレビューはネタバレを含みます▼ この作者さんは、蟷螂の檻から入って、犬も喰わないからの本作という感じで、順番めちゃくちゃ読んでます。３つの作品通して、すべての言動に裏があるような、どうやっても上手く掴めないキャラクターがすごい魅力的だな〜という印象で、今回も拾っていうあからさまに訳の分からないキャラクターでてきてテンション上がりました。この作品は、犬より蟷螂に近い、暗い感じがして、蟷螂では人がばんばん死んでいたので、今回もタケが壊れちゃって拾もぶっ壊れて破滅しちゃうかな〜と思っていたのですが、お見それいたしました。ミネが只者ではなかった笑笑。最初に暗い印象だと思ったのは、3人ともお互いの関係にもやもやしてて割り切れない何かがあってでも誰もそれが何か気づけてなかったからで、3人だけの形を見つけた途端、ピターってハマる感じが数独解けた時みたいな爽快感があってたまらなかったです☆3人で、犬とだいぶ印象違かったのは、犬ではみんなお互いとの関係を分かり切ってなお楽しんでたからで、大人の余裕もあるからかもしれないけど、それとは全く違う作品でとてもとても面白かったです。最後まで見終わった後に、表紙がタケとミネなのがぐわあああと胸が何かに締め付けられました。はんぶんこってなんで素敵なんでしょう。あと、犬でもそうだったんですけど、旧縁のほうでまぐわる事はないのでしょうか。まあ、そうすると関係が破綻しちゃいそうで怖い気持ちもあるんですけど、やはりたぎるものがありますねﾄﾞｩﾌﾄﾞｩﾌ。妄想も捗りつつ最高に楽しかったです☺︎☺︎番外編も買います。

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まるさん

(女性/－) 総レビュー数：655件

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