過保護な弁護士と寂しがりな彼
」のレビュー

過保護な弁護士と寂しがりな彼

きたざわ尋子/壱也

うーん

ネタバレ
2023年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家買いです。本当に好きな作家さんで、年上溺愛策士執着攻め、無垢無自覚中性清楚受けを描くのが得意な作家さんと思っています。キャラが私の好みにはまるんで新刊出たらほぼ購入するんですが、これはあんまり刺さらなかった。というかさらっとしすぎていて、何も残らなかった。これでこの値段はないかな。攻めの執着策士っぷりがこの先生の持ち味なのに、今回の攻めはあまりにスマートすぎて感情が伝わってこなかった。受けが多少ウジウジしてたけど、難なく攻めがさらっと告白しちゃってあっという間にくっついて、ハラハラドキドキもあまりなく。スパイスとして家族の行き違いを攻めが取り持つとかあったり、かっこよすぎて攻めが注目されすぎとかあったけど、大した盛り上がりも無し。好きな作家さんなだけに肩透かしくらっちゃいました。箸休め的に平和なものが良ければ読んでもいいかな、しかしですねお値段が箸休め的な値段じゃないのよ。
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