断頭のアルカンジュ
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断頭のアルカンジュ

メイジメロウ/花林ソラ

3巻読了後の自分 → orz ( ノД`)…

ネタバレ
2023年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻まで無料だったので、読んでみました。
最愛の妹を貴族の慰みものにされ壊されたサン=ジュストが根底の原因たる国家の破壊と再生のために腐敗した貴族社会に拷問という手段で断罪していくダークファンタジー。
サン=ジュストが女性とみまごう美しさで眼福ですが、醜悪な貴族どもに行う私刑がなかなか凄惨です。脱腸を椅子で巻き巻きするのは思い付きませんでした。拷問も想像力がないと見栄えがしませんね。スプラッタは苦手ですが、引き込まれました。
無事アントワネット王妃にあったところで、ロベスピエールに存在を知られる。どうなるのか続きが気になりました!
【2巻追記】ロベスピエールをまんまと出し抜き新たな死刑執行を実施したジュスト。間近で堕天していく様を見た従者ジャンはかつて美しき兄妹に身内の暴力から救われ生涯かけて守る事を誓った昔を想い光の中に戻る事を願うが、潜入した政府施設で自分の甘さと人間の醜悪さにジュストの絶望を追体験し自ら闇に染まる事を決めた…。まさかのジャン男にケツを掘られ股間を揉まれる巻でした。男色嫌いな人は注意。可哀想す。ついにフランス革命来たる!続きが楽しみです。
【3巻追記】ロベスピエールの手引きでルイ16世と相対したジュストはその思想に絶望し衝動的に暗殺を実行も失敗。大切な主の代わりに人身御供として捕まったジャンは儚くも絞首刑に処される。ロベスピエールは自分の過ちに苦悩し、廃人となっていたジュストは国を浄化するため想いを胸に再起するのであった…。ジャンがまた尻を酷使された…!てっきりギロチンかと思ったけど貴族用なんですかね?もう…ジャンーー・゜・(つД`)・゜・巻末の原作者様メモと書き下ろしが切ねえ。続き読んできます。
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