このレビューはネタバレを含みます▼
他の方のレビューで、4巻で一つめのザマァが来る、とあったので。初巻の胸糞展開は早々に解決されるのだな、と思い購入しました。その通り、虐げられシーンを長々と引っ張る事なく、菜々緒が夜行様に救出され、娶られるので、ホッとします。菜々緒を陥れた従姉妹にはこんな軽いザマァでは無く、徹底的に罰して欲しいし。菜々緒を虐げ、貶めたくせに彼女の美しい顔に執着した若様にも地獄を味わって欲しい。この後、菜々緒が幼い頃に猩猩に攫われたという謎や、妖との関係が明らかになって行くというミステリーチックなファンタジー展開も孕んで、楽しみであります。