聖女なのに国を追い出されたので、崩壊寸前の隣国へ来ました~力を解放したので国が平和になってきましたが元の国まで加護は届きませんよ~
よどら文鳥/ミドリ
このレビューはネタバレを含みます▼
いかにリーシャの能力が偉大であるのかを、バーズーデンとメートポリスにおける対照的な栄枯盛衰の様子によって知ることができるストーリーだといえます。彼女を追放した側の国の立場としては、その後の芳しくない変化の様子を目の当たりにして、初めて聖女の大切さを認識したように思われます。一方でラオウハルトが率いる国の選択は、正しかったといえます。人を大切にすることがいかに重要なのか、良くわかる作品です。
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