このレビューはネタバレを含みます▼
241ページ挿し絵あり。薬屋を営む平民ヒロインと国から褒賞を受けた平民の魔砲士ヒーロー。国の策略で一時的弱視のヒーローに王女の身代わりで嫁ぐことになったヒロイン。2人は存外相性が良く惹かれ合う。そんな折、本物の王女と入れ替わりを解消する日が来て…という話。うーん、蛇足な設定が多かったかなと。魔銃兄弟とかおっさん必要でしたかね。もっと言えばファンタジーにありがちなご都合主義な展開やシーンが散見され、覚めてしまいました。ヒーローは船の出航に間に合わず、数年探し出して再会とかでも良かったかと。2人のすれ違いが解消した後はもうずっと退屈でした。最終章を読まずに途中下車です。ヒロインは賢く聡明、一方のヒーローは良くも悪くも無味無臭。腹黒な第一王子はめっちゃいいキャラでした。冷徹なお兄様大好きです。逆に王の存在感が薄すぎました(笑)出てた?(笑)あ、サマミヤアカザ先生の挿絵はそれはもう目が潰れるかと思うほど美しかったです。ありがとうございます。