ロマンチック・ラメント
」のレビュー

ロマンチック・ラメント

左藤さなゆき

「運命」ではない唯一無二の愛

ネタバレ
2023年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「運命の番」との恋愛を描くオメガバースが主流ですが、本作は「運命」に抗う2人の恋愛がロマンティックに描かれます。煌臣の真っ直ぐに旭を思う心、番以外のフェロモンを感じてしまったことで不安定になる旭の葛藤。もしオメガバース的な世界があるのなら、本作のように「運命」を越えて愛し合う2人の方が、リアルだなと感じました。「俺の見えないところで泣くな 心ん中でもだ」。大好きな台詞です。
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