隣の嘘つき《小説版》
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隣の嘘つき《小説版》

安西リカ/須坂紫那

応援したくなる主人公!

2023年8月15日
全85ページと短編ながら、きれいにまとまった素晴らしい作品でした。ラブシーンはあっさりめですが、途中経過がとても良い。受けも攻めも性格付けや設定がしっかりしていて「実際いたらそうなるよね」というリアリティを感じます。高瀬さんについては読みながら「頑張れ頑張れ!」と応援しちゃってましたし、何かあると同じようにガッカリしたり喜んだりですっかり感情移入してしまいました。友一くんはベースは男らしく、表情の変化が可愛いらしくて、微笑ましいカップルだと思いました。最後のショートストーリーはありがちでしたが、安西先生の読者サービスということで受け取りました。
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