こたえてマイ・ドリフター
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こたえてマイ・ドリフター

大島かもめ

すべて終わりに愛があるなら

ネタバレ
2023年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作とは180度違う世界観の1920年代、狂騒のアメリカを舞台にした作品です。
読了後は、大作映画を観たような何とも言えない充足感とほんの少しの寂しさで胸がいっぱいになりました。

作品内で幾つもの「終わり」のタイミングがあるのですが、全てが愛ゆえの終わりで…読みながら何度も唇を噛み締めました。

時代に翻弄された二人の愛を沢山の人に見ていただきたい素晴らしい作品です。
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