東京戦慄奇譚
」のレビュー

東京戦慄奇譚

MARBLE COMICS 編集部

じんわりと迫ってくる不気味さ

2023年8月23日
日乃チハヤ先生の「運命と赤い糸」は直積的なエロ描写が6作品のなかで最も少ないのですが、それでも滲み出てくる色香がとても好きです。不気味さ・不穏さも わたし的にはトップクラスです。特に好きな作品だな。 「ほねとかわとがはがれるおと」は、いやぁ・・・色んな意味でゾワッとした。 「先輩の育て方」は、なんか限界突破してる感じで面白かったです。 「6と7」は、あぁ好きこういう歪んだ感じ好きぃと思いました。視点の移り変わりによって見えてくる怖さにご注目。 一番最初に収録されてる話(タイトルが頭から飛んだぜ)は、一回読んだだけではよく解らなかったのですが、『よくわかんないけど怖い』話として よくできた作品だなと思いました。
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