このレビューはネタバレを含みます▼
3巻完結、おめでとうございます。
原作より、アークレインにとってエステルが不可欠な様子がより描かれているように思いました。もう少し甘々になってくれたらなぁ(笑)
2巻が出版された時には3巻は出版が危うかったとのこと…最後まで出版されて、本当に良かったし、ありがたいのですが…校正が甘いですよね?不自然な会話とか、消され損なったところとか。残念です。
イラスト、3巻でも、アークレインの口づけする手が逆だし…ちゃんと読み込んでイラストにして欲しいですね。(以上、3巻読了後の加筆)
別サイトのコミカライズを見ました…が、この作品は画質に恵まれていないですね…もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか…残念です。
この小説作品のイラストでも、エステルが負傷した時の馬車のシーン、完全に間違えてる。
(以上、再加筆)
2巻は大幅加筆されてエピソードがたくさんもられてます。狩猟大会に関係するエピソードなどは原作より無理のないストーリーに仕立て上がっているのではないかと。
狩猟大会のアークレインの衣装、エステルの刺繍したマントとか、イラストで見たかったなぁ!
エステルは一貫して控えめで弁えているんですが、エステルにとって思っても見なかった王族との縁組み、しかも駒としての価値で望まれる訳ですから、巻き込まれたって被害者的な気持ちですよね。
しかも、辺境の微妙な身分でのロイヤルウェディング。合格ラインではあっても特別美人じゃないし能力も特別優れているほどじゃない、本人もそこを自覚してるから、王子妃なんて荷が重いんでしょう。
それでもアークレインを支えていきたいと思えるようになる、そしてアークレインが滅茶苦茶過保護になる、そんなエピソード満載な2巻でした。
3巻が待ち遠しいです!
(以上、加筆しました)
…………
ヒロインがチョロいって感想もわかるのですが、滅茶苦茶ハイスペなイケメンが、演技とはいえ大事にしてくれるとなれば…
そりゃあ絆されるし、落とされるでしょって思います。
原作はこれからヒロインのカッコいい活躍があるので、ぜひ続編をお願いしたいです!