このレビューはネタバレを含みます▼
6巻まで読んで。
異世界転生ではなく、未来へ転生するお話。
人ではないディーンだけど、守り神として家族として村の人を大切にしてきたディーン。
200年経つのにその子孫に語り継がれる村の人とディーンのお話には感動しました!
そして家族や村を守るために自分が殺されるシナリオを立てて、聖剣によって貫かれたディーンは自分の魔術は発動出来なかったけど、まさかの聖剣が持つ力により未来へ転生。
「またな」という言葉を信じて、村人達は動いて、アリスはディーンと同じように聖剣を自身に突き刺し、同じように転生する道を…。
そして今現在、ディーンはユウキとして、アリスはアイリスとして生まれ、育ち、出会った。
秘密を分かち合い協力的なオデットも可愛いし好きです!
これからディーンやアリスが死んでからのライルやレミリアの動きが明かされていくと思うと楽しみ!
そしてディーンの血を分け与えられたアリスから更に分け与えられたミーラはどうなっているのか…。
11巻まで読んで。
200年前の村の人達がどれだけマイロードが好きで感謝していたか、そしてその想いを子孫に托し受け継がれ、今それが繋がっていく。
「なにやってんだあいつら」と呆れるユウキもといマイロードですが、とても大切な人達を想っていて心が温まります。
時々ライル達の描写があるのがすごくいいです!
やっとたどり着いた古城でライルとレミリアのお土産を受け取れたユウキ。
これからどんな物語になっていくのか楽しみです!