このレビューはネタバレを含みます▼
ゾンビになった佐藤君と東京から転校してきてクラスに馴染めないままの女子生徒である穂積さんとのピュアラブストーリーです。
ゾンビというと怖いお話しのようですが、まったく怖くありません。
なので、ホラーが苦手な方にも是非読んでいただきたいです。
死後ゾンビになって生前と同じ行動をするだけで、感情も表情もなく会話もできない状態なのですが、穂積と関わっていくうちに少しずつ変化が生まれてきます。
生前の佐藤君の胸の内にあった本当の気持ちを知った時、ゾンビはいつかは居なくなってしまう事を知った時、そして本当に居なくなってしまった時は大号泣しました。
その後のお話しが描かれていたのは最高に嬉しかったです。
素晴らしい本に巡り合えて幸せです。
色々な人におすすめしようと思います。
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