このレビューはネタバレを含みます▼
麗しい絵。一途に想い続ける互いの気持ち。こんなにも想いあっているのに。互いを大切に想うあまりにすれ違ってしまう。それがまた。いじらしくも温かく、甘い。
ほんのりと柔らかく心を満たしてくれる。
きっと結ばれてくれるだろうと、確実なハッピーエンドの予感はしつつも。2人の間には難題が山積している。藤乃は神崎と婚約させられようとしているのだろうし、神崎も親の思惑を離れて自分らしく生きようともがいている。そして。藤乃に惹かれ始めているものの、友人として、廣臣と藤乃の想いを見守ってくれている。なんて良い男なんだ、神崎！藤乃はどっちに転んでも幸せになれると思うのだが、一途に廣臣を恋慕う彼女には、神崎の気持ちに気付かない。切ない。けども、揺れないところもいい！すごく良い！全てのしがらみから解放されて、人としても成長した藤乃のハッピーエンドを心待ちにしています。
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