このレビューはネタバレを含みます▼
小林4人、バミューダトライアングル・・・(作品を読めばわかります(笑))
同じクラスに小林が4人!!ありえない設定ですが、ここは目をつぶって。。。
4人の人間関係と紅一点の小林吹雪の恋愛について書かれている作です。
最初は雰囲気の悪い3人のこばやしーずはクラスにもなじめずそれぞれ一匹狼状態。そこに、転校生の小林大和がやってきて、少しづつ大和に影響されて変化していく3人と、その変化によってクラスになじんでいく様子が前半に描かれています。
その後、健吾と千尋が吹雪に、吹雪は大和にラブっていう恋愛が描かれるのかと思いきや、千尋が脱線(笑)して、恋愛要素は吹雪と健吾のみ(笑)
恋愛を描きながら、大和の心の闇についてが後半描かれます。
個人的には、千尋と吹雪の辛みが好きだったので、千尋が脱線したのが残念でなりません。でも、千尋と大和の不思議な友情?やら、最初へたれだった健吾がどんどんかっこよくなるので読みごたえは十分でした。
この作品、もう一人小林が出てきて、5人のこばやしーずになります(笑)