偽りΩは狂犬αに愛される【電子限定描き下ろし付き】
赤色マッシュ
このレビューはネタバレを含みます▼
元キャリアの公安出身偽りΩと元マフィアの狂犬α～～～～！！！？？！？！？？？！？こーれはどちゃクソエロい香りがプンプンしますねえ！！！買いますよォ！！！！！！！！！と鼻息荒く購入したのですが、あの…いや…めちゃエロかったんですが、そんな汚れた心で読み始めてしまったのが申し訳なくなるほどクッッッソアツい相互救済バディものでした……。男前と男前が己のすべてを掛けてお互いを救い合うのヤバないですか？？？？？？？？？？？？？？？？？？？？
インテリ堅物ド真面目ギャップエロな処女受けの愛川さん、アングラ闇落ちオラオラド執着な狂犬でありつつ純情な番犬でもある攻めの漣、どちらもはぐれものとして人生で背負わされた重すぎる逆境を己の力だけで跳ね返し、のし上がってきた漢たち。信じられるのは自分だけだったさなかに出会った、人生最後のピース。まるで欠けていたものがぴったりと合わさるかのように狂おしくお互いを求めあう姿は、運命そのものだと思いました。（オメガバによくある運命の番設定は出てきませんが、積み上げてきた長年のキャリアや自分の命を投げうってでも、お互いの一番深いところを庇い合うのは、信じる心と愛を貫くためだったんじゃないのかなって思います）
最後の最後までドキドキハラハラの展開が続きましたが、まーるく収まって良かった！！！！最高のパートナーを得て素直になった二人が、これからも背中を預け合い、手を取り合い、敵を退けながらバリバリと活躍していくんだろうな。そんな明るい未来を予感させてくれる読後感でした。
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