萌えとかBLとかえろとかそういう話では無い
ネタバレ





2023年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼
戦時中の逃げ場のない窮屈さ、やり場のない怒り、絶望、複雑な想いが絡まっている作品だと思います。
よく時代劇BLなども読みますが、その時の方が断然自由だったんじゃないかとさえ思うような息苦しさがこの作品にはあります。
特攻を強要され、現代程のマイノリティへの理解もない、そんな中で確かな想いへ昇華されることもなく二度と叶うことも無い体験を遺された側の人間だけがずっと引きずって生きてます。
この作品を読むのに、BL作品だからという理由だけで読むのは少し難しいかもしれません。
この作品の作者の方が描かれる物語の中の彼らにとって、この時代のこの場所を生き抜くための方法がお互いを求めることだった。と数多くある戦争物のひとつとして読むことが最適解なのかと思います。
難しそうなことダラダラ言いましたけど、本音は「同人誌でいいから2組に幸せな結末をくれ」です。
よく時代劇BLなども読みますが、その時の方が断然自由だったんじゃないかとさえ思うような息苦しさがこの作品にはあります。
特攻を強要され、現代程のマイノリティへの理解もない、そんな中で確かな想いへ昇華されることもなく二度と叶うことも無い体験を遺された側の人間だけがずっと引きずって生きてます。
この作品を読むのに、BL作品だからという理由だけで読むのは少し難しいかもしれません。
この作品の作者の方が描かれる物語の中の彼らにとって、この時代のこの場所を生き抜くための方法がお互いを求めることだった。と数多くある戦争物のひとつとして読むことが最適解なのかと思います。
難しそうなことダラダラ言いましたけど、本音は「同人誌でいいから2組に幸せな結末をくれ」です。

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