何が足りないか、余計なのか

んー、私の中では星５にはならなかった…。世界観は最初から最後まで統一されていたし、作者のご都合的な強引な展開もなかった。欠点は確かになかった、でも何かが違った。何が？考えてみると、受けが私にとっての「男」ではなかった。受けは押しの弱い、流されタイプ。まぁ、受けだけでなく、強いて言えば攻めの友人も「男」ではなかったな。それ故に私にとってこの作品はBLになりきれなかったんだと思う。それでもこのレビュー数で高評価ということは、男のイメージって、個人や世代によって違うのだと改めて気付かされます。時々あるんですよね、高レビュー&高評価なのに、私にはしっくりこない作品が。これは単に自己の価値観の問題ですね。