ハリボテ聖女は幼女になり、愛の重い神様と追放ライフを満喫する
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ハリボテ聖女は幼女になり、愛の重い神様と追放ライフを満喫する

まえばる蒔乃/ザネリ

2巻まで読了

ネタバレ
2023年9月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 神様の重くて深くて一途な愛がとても良いです。策略も駆け引きもない愛情に安心して最後まで読めました。物語上、起承転結の転はあるけど、ハラハラというよりもそれをどう収束させるのかなという期待感がまさり、胃が痛くなるような悲壮感はなかったです。コロッと騙されて婚約破棄してくる王太子はよくある駄目なキャラと見せかけ、更生するかなと思わせて結果ザンネンな面があり、いちばん内面の変化がせわしなかったですね。読むがわも少々情緒をふりまわされました。事件後の消息が不明なままの人とかいるのが気になる人もいるかもですね。個人的には主人公が知らないことなら読者も知らないまま、想像を働かせればいいかなと思います。とにかく神様がずっと、最初から最後まで主人公を愛していて、ごちそうさまですと読み終えました。たぶんこれで完結。人気がでて作者さんの気が向けば続巻も出るかしら?出たらもちろん即買いします。
で、2巻即買いしました。相変わらずの神様の重愛。よき。力増してるのに徐々に人間の挙動やら表情やらに近づいてる無敵のスパダリ神様。シャーレーンのパパのことも解明され、ひとまず区切り。でもやたら神様がシャーレーンに子供の話題振ってたから、続巻出るなら2人の子供の話の可能性もあり?気になったのは第一王子についての表記で、王子殿下じゃないのってところが王太子殿下になってた。まあ些細なことだけど。
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