このレビューはネタバレを含みます▼
小学生の頃、友達が買い揃えていたコミックを借りて読んでいました。
最終巻を読み終える前に、友達は引っ越してしまって、続きが気になったので、購入してみました。
ホラーのイメージがある曽祢まさこさんですが、こちらはファンタジーです。
当時、この漫画は友達の間で大流行していました。
主人公は女の子なのに、王子として育てられたセブラン。
1~3巻までは、セブランの冒険とミルテ姫との出会い、結婚まで。
4巻以降は、赤ちゃんはこうのとりが運んでくると信じているミルテ姫との騒動が中心です。
赤ちゃんの作り方が分からないといった話が出てくるのですが、これを読んだ母が、ハレンチな漫画だ!と怒ってしまい、自分で購入する事ができませんでした。
今読み返してみると、何故母が怒っていたのかという事すら、その頃は分かっていなかったように思えます。
若干、性教育が入っているのかもしれませんが、「なかデラ」に連載されていたファンタジーコメディなのでほのぼのとしています。
お話も童話のパロディが多く、とても親しみやすかったと思います。
とにかく懐かしいです…。