このレビューはネタバレを含みます▼
雪深い福井県でヤングケアラーとして生きる「むく」と幼馴染でオタクっぽい椿との恋愛を描いています。
介護の仕事はケアされる人が亡くなるか、誰かが肩代わりしてくれるか、どちらかじゃないと終わりません。そしてそれまでは日常として継続します。
若い人がそれを担うと本人の可能性を狭めてしまうので、基本は老々介護が望ましいし、経済的な余裕があれば有料施設がベストです。
そんなことは誰でもそう思ってるが、しかしヤングケアラーは無くならない・・・
難しい問題を提起している作品です。