このレビューはネタバレを含みます▼
序盤なんとなくスローに感じられたのだが、タッカーが行方不明になったあたりからハラハラしてなかなかおもしろくなった。サスペンスとしての展開や結末は、すごくおもしろいとまでは思えなかったんだけれど、それを差し引いてもやっぱり大好き、エリオットとタッカー！
今回の大好きポイント
・大勢人のいる中で、タッカーのアフターシェーブローションだけが気になるエリオット。好きな人の香りはいつだって脳髄を刺激する。
・俺にそこまでわかるのは、俺も同じ気持ちでいるからだ。そう、俺だってお前が一番大事だから、どうにかしなければって気持ちがわかるんだよ。ってことですね！愛が溢れてて好き！
・タッカーがいなくなったあとで、ふと目に入るベッドから半分はみだすタッカーのスリッパ、そしてタッカーのスーツに残るアフターシェーブローションの香り。タッカーはいないけど彼の存在がそこかしこに漂う。愛しい人よ香りだけ残してどこいっちまったんだ！切なくて悶えた。
・牛乳パックにタッカーの写真をのせようとしたローランド。なんだかんだいって息子を誰より愛してる父。お父さん大好き！
・世界で何より素敵な音、それはタッカーの鼓動！
・指輪に刻まれた「つねに」。英語ではなんて書かれてたのか。「気をつけて」「つねに」の集大成を見た気がした！素敵だ！即答でOKしたエリオットもよかった！
本作もエリオットとタッカーのユーモアある素敵な会話が楽しかったし、ますます愛も深まった感じで、非常によかった。大げさじゃない表現に切なさや愛が溢れててやっぱり好きだ。なにげに犬のシェバもいい味出してた。二人の邪魔したりしてかわいい。
気がかりなことがまだ残る終わり方で、今後どういう展開が待っているのか気になるのだが、もう終わりなんだな。大好きな二人に★５。（バター）
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