このレビューはネタバレを含みます▼
インパクトのある始まりで、終始楽しい雰囲気の作品。
いつもは堅物なのに酔って流されてしまう受けとか大好き。
白柳(攻め)は愛情を隠すくとなく吉国(受け)に尽くす。吉国はしゃべり方も考え方も堅苦しくて白柳とは全然違うタイプ。違うタイプの二人のやり取りが楽しかった。酔って流されてくれる吉国のおかげで、恋人関係になる前に割と早々に合体する。このときの吉国の動揺ぶりもよい。
なお、ものすごくどうでもいいことだけど、どうしても違和感だったこと。
吉国は、仕事に真面目で厳格、決して悪い上司ではないんだけれど、というか、悪い上司ではないからこそ一つ残念だったのが、部下に自分の飲むコーヒーとかお茶とか当たり前みたいに持ってこさせるところ。自分でやろうよーーと思ってしまいすごく違和感。でも本人当たり前だと思ってるから、どうしようもない。もしかして相当古い作品なのかと思ったら2009年初版。2009年ごろの会社ってまだ部下にお茶くみさせたりしてるとこあったのかな。あったのかもしれないから何とも言えないのだが。