聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました
」のレビュー

聖女じゃなかったので、王宮でのんびりご飯を作ることにしました

神山りお/たらんぼマン

何故に高評価?

ネタバレ
2023年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大概の作品なら細かい事はスルーして読むけれどコレは無理だった。主人公がチートで何でも有りなら許せるけれど、そういうのでもなく設定自体が適当すぎる。例えば良いところの貴族の令嬢の女官長が料理長と結婚してるって?主人公も料理人達の事平民って言ってるし。いくら食文化が進んでなくてもチーズオムレツぐらいあると思うし、高校生だから飲んだ事は無いカクテルを作って絶賛されるのも違和感しか無い。
何よりも主人公はじめ登場人物に魅力を感じない。主人公は優しくも無いしすぐに面倒くさいって言ってるし、不敬な態度を面白がっている王族達も何の魅力も無い。今どき「〜ねぇのか」って言うかな?普通に「〜ないのか」で良いと思う。王族を前にしても気後れしないとか、裏表のない子に惹かれるってのが描きたいのかもしれないけれど、それと敬語を使わないとか不敬な態度とは違うので主人公の良さが何も無い。
周りの人物も食べたい食べたいうるさいし、主人公との絡みがほぼ一緒で飽きる。
王族とか王城じゃなくて下町の食堂のお話しにした方がまだマシだったのでは?
SALEで3巻纏めて買ってしまったから3巻まで読んだけれど苦行だった。
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