勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?(コミック)
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勇者パーティーを追放された俺だが、俺から巣立ってくれたようで嬉しい。……なので大聖女、お前に追って来られては困るのだが?(コミック)

初枝れんげ/柴乃櫂人/くりもとぴんこ

★3.5くらい

ネタバレ
2023年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価が分かれそうな主人公のアリアケですね。
流れとしては勇者パーティーを追放されたけど実際アリアケがいなくなったら「なんでこんな弱いモンスターに勝てないんだ!」と言った感じでボロボロの勇者パーティーというテンプレ設定です。ただ追放されたアリアケが信託?を受け(「お前が助けないとビビア達(勇者達)は若くして死ぬ運命」だと言われ)先生ポジションだったというちょっと変わった設定でした。その為なのか、上から目線というか、あっけらかんとしてるのにナルシストっぽく見えるというか…。追放された時も、あいつら大丈夫だよなと心配までしてるし。(「まぁそれでビビア達の命が救われたならそれでいい」と言っているので先生ぽいけど自己満足っぽい)
その先生ポジションっぽい言葉が受け入れられるかどうかで好き嫌いが分かれると思います。
俺TSUEEEEEE!のチート無双と言えばそうなんですが、ちょっと毛色が違う感じ?
ただ勇者パーティーが強くならなかったのは本人達のせいでもあるけど、支援スキル使いすぎて「俺最強!」だと勘違いさせ続けたアリアケのせいでもあるよね。スキルの効果の事を理解させることをしなかったのは怠慢というか、死なせない事に対するただの自己満足に見える。
あと、勇者がぶっ壊れるの早かった(笑)
むしろ急にどうした!?ってなったよ(笑)
そして絵もちょっと残念だった。
面白くないわけではないけど、なんかちょっと惜しい。
web原作をちょっと読んでこようかな。
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