ストーリーが早足だった





2023年9月16日
子どもの頃の逸話や、養父と弟の関係性など、もう少し深堀して欲しかった。養子にして16年も一緒に暮らしているのに、敬語なのは悲しい。ストーリー全体的が上滑りな感じというか、感情移入する前に終わってしまった。169ページのうち4割くらいは他の話なので仕方がないけど、表題だけで深堀して欲しかった。とは言いつつ、思いのほかコミカルなラスト。やっぱりこの作者様の明るい話が好き。物足りなさは感じつつも☆5にしたくなるという摩訶不思議な作品。もう一つの猫の話は面白かったし、猫が可愛くてたまらん。

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