このレビューはネタバレを含みます▼
表題作と、短編集「1円の男」に出てきた木島とボンのその後。
「リミッター」:刑事カップル。とにかく八木の見た目が好き。眼鏡の感じと、たばこ吸ってる感じも様になってて大変かっこいい。ちょっとわからなかったのが、雨宮が襲われてるとき、八木はなんで助けに入るのをちょっとためらったのか。雨宮の痴態にみとれてたのか?その後八木がその時のことを思い出して興奮してる感じがあったことからもそういうことなのかなと思ったが、だとするとちょっとひどくないか?なんとなくすっきりしない部分があるのだけど読解力の問題かもしれない。受けがひどい目にあうんだけど、そこら辺のトラウマ的なものものわりとあっさり書かれてるように感じた。からみのシーンは大変エロくてよかった。
「放蕩と無頼」:木島と恭一のその後。リバあり。恭一の攻めっぷりがなかなかよかった。一番最後に掲載されていたショートストーリー的なのが、数ページだけどすごく楽しくて好き。「上になる」の見解の違いでもめる二人というのもぜひ見たかった。