カラー・コレクション【電子限定描き下ろし付き】
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カラー・コレクション【電子限定描き下ろし付き】

芹澤知

キラキラサクラサク!

ネタバレ
2023年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●表紙の美しさ…!裏側も同じく満開の桜です!(オムニバスの他の4人が描かれてる。)発行が4月だったんですね。夢を追う学生さんたち、キラッキラしてます。そんな中でぽぽぽと恋の花が咲く。アート系の独特の感性というのか、感情が本能や創作に直結してる感じが好きでした。
●各CPの雰囲気を見るなら単話版の立読みが良いかと思います。そしてなんと単話版で1話『プシュケの恋』は無料で買えてしまいます!この天野×彩輝は6話と描き下ろしで進展。天真爛漫な天野のキャラがめちゃくちゃ良い!天野に追いつきたい、並んで歩きたいという彩輝の健気さと強さも素敵です。描き下ろしでえっちはちょこっと(かわいい)。
●『目醒めのワルツ』天野の後輩高木×モデルのミハイル。攻受逆〜!っていうかた結構いらっしゃるのかな??私はめっちゃしっくりきたんですけど。サイズ的に小さい高木×高身長ミハイルなので、お好みはあるかもしれませんね。
●高木は将来のことを悩んでいてスランプ気味。ミハイルの方も過去をなかなか振り切れず。こちらの二人が一番、創作や表現の熱情でお互いを求め合ってる感じ。唯一無二の存在に出会って目の前がクリアになるってイイなぁ…!
●『メメント・モリ』会社辞めて編入した兼弘×天野と高木の属する彫刻学科教授の大竹。出会いは兼弘の入学前。だけど大竹には忘れられない人がいて…(『目醒めの〜』にちょっと伏線あります。)大人な二人でちょっと拗れてるけど、やっぱりどこかキラッとしてる。創作の楽しさを知ってる。
●大竹が、なぜ過去を昇華できて兼弘に心を寄せ始めたのかは分かりにくかったかな…。てっちゃんが言う“才能”?なのか…?兼弘のまっすぐな態度に絆されちゃった?この二人はまだまだこれから。
●『楽園』は、メインは天野×彩輝ですがオールキャスト出演です。みんなが情熱傾けてた“森美祭”、読んでる私もとても楽しい気持ちになれました。オムニバスだったので仕方ないですが、各CPもっと深掘りして読みたかったな〜という若干の物足りなさ。★4にしようか迷いましたが…
●絵が好きな作者さんなので、カラー扉の収録嬉しかったです!あと、サブキャラですが、仏師小野のキャラデザとゲーム系てっちゃんのキャラがめっちゃ好きです(笑)
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