このレビューはネタバレを含みます▼
面白いんですけどね。バイレッタの賢さや根底にある善良さも好きです。彼女には幸せになってほしい!
しかし男衆がどうにも曲者揃いというか、彼奴らの言動と仕置きの甘さで読了後は毎回微妙にモヤッとした感情が残ります。
1巻下…旦那が最初にしでかしたことに対する自覚と謝罪が足りない。これは2巻で補足されたけど。
2巻下…モヴリスが勝手すぎる上に謝罪すらしてこないし何の罰もない。
とにかく1・2巻通してモヴリスが腹立つ。何の権限があって、バイレッタを囮にしたり、スパイ容疑かけたあげく法廷の場で旦那に「今すぐあの女斬って」とか言うわけ?しかもどちらの件についてもバイレッタへの説明も謝罪も一切なし。
悪魔だから…みたいな理由で何故かバイレッタも諦めてるし。旦那ももっと怒れよ!
なんかなあ、作者さんはモヴリスみたいなキャラが好きなのかも知れないけど、それはそれとして仕置きはキッチリ与えて欲しいな。
まだ話は続くみたいだけど、次でもモヴリスに大した罰がなければちょっとキレそう。ものすっごい恐妻つかまされるとかしてくれないかな。