このレビューはネタバレを含みます▼
令嬢でなくても「口が悪く手が早い」人間は嫌厭されると思う。
むしろ何の事情も把握せず、いきなり引っ叩いたのに穏便に済ませてくれたのは相手が曲りなりにも”紳士”だったからでしょう。平民男性に同じ事をしたら間違いなく殴り返されます。階級社会では庶民の方が女性蔑視は酷いものです。
なので、ゼーゼパン卿の女の趣味が悪いという感想しか出てこない。
サリヴィアの前世の監✖禁の記憶がまずありきで、きっとそれを克服する過程を描きたいのだろうとは察せられますが、乙女ゲー系異世界転生作品はそこら中に溢れていますので主人公キャラや内容によほど魅力がないと物足りなさをより一層感じます。
スピンオフ作品なのに作画も本編(こちらも中々癖は強めですが)より拙いですし。