このレビューはネタバレを含みます▼
近年も障害者を題材にした作品が多く発表されていますが、障害者による犯罪や周りの苦労等が生々しく描かれているものが多い印象です。(それでもまだまだ現実よりやわらかい表現に変えられていますが)
対してこちらは、一昔前の流行りという感じです。
昔よく見たキラキラ綺麗な夢物語。
障害者の問題をリアルに描いているようで、解決策が「周りの人の協力で乗り越えられたよ♪」というケースも多く、現在(2023年)の現場を知っている身としては理想論だな・・・と。
漫画なのでリアルであることが全てでわありません。
リアル=名作ではありませんから。
ただ実際に障害に悩んでいる方や周りで支える方が見た場合、その時の状況によっては悲しい気持ちになるかも知れません。(不妊治療でうつ状態の中で人の妊娠・出産を見る感覚に近いのかな)