イシャコイ ─医者の恋わずらい─
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イシャコイ ─医者の恋わずらい─

林久美子

医者になったのは……

ネタバレ
2013年9月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幼なじみの清宮先生と奏先生は幼いころお医者さんごっこをして遊んだ仲。奏の家は医者で、医者になるのが当然だった。片や清宮家は政界の血筋、幼いころ奏の母に医者意外とは結婚させないと言われ、その為だけに医者になった。大人になったふたりが必然的に廻り合い、愛を育んでいく話だが、清宮はアメリカ帰りのスーパードクター、イケメンで腕も一流、女の影は数知れず、かたや奏はひたすら医学に没頭し、気づけば30歳にして、バージン。
このかたぶつの奏を幼いころから想ってきた清宮の奏への性教育(セクハラ)がはじまる。あせらず、大切にしていても、奏には意地悪されているようにおもわれているのはかわいそうだが、俺様な清宮だから誤解されても仕方ない。奏は清宮の教育のたまもので、やっと普通の恋愛ができるレベルへと行き着く。ここからが二人の恋愛のスタートライン。清宮先生の奏先生への入れ込み方は本物です。二人が恋愛して、結婚して、という姿が見たいものですね。
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