俺だけレベルアップな件
DUBU(REDICE STUDIO)/Chugong
このレビューはネタバレを含みます▼
韓国の作家さんの作品は、最近たくさん読む機会が増えましたが、どれもフルカラー美しいですね。デジタルを上手く活用しているなあ、といった感じ。こちらの作品の主人公は、一応ヒーローなんだけどダークヒーロー味があって、べらぼうに強くなっていくのと反比例して、どんどんクールなキャラになっていきます。人智を超えた力を手にしたら人間味が薄れていくのは仕方ない事なのかも??
反日マンガだ、という意見もあります。翻訳にあたり舞台が日本に置き換えられていますが本来は韓国で、そこにチャチャを入れてきた国DFNとやらが日本なんだそうです。韓国のハンターたちを騙して上位のハンターを潰そうとして逆に手痛い目に合う、という役回りです。が、それを踏まえて読んでも、別に反日とまでは思いませんでした。韓国の作家さんが描く「面倒な国」が日本なのは別に…なんというか、まあ、普通な事?だし…そこはお互いさまかもだし…wアメリカの映画で悪役はいつもソ連、ヨーロッパでの悪役はドイツ第三帝国、ってのと同じで、深く考えずにテンプレ通りに設定しただけなんじゃないかなと感じました。
むしろ作家さんは了承したんですかね?翻訳にあたり主人公を日本人にしたり架空の国名にしたりしたとこ。まああまりあからさまでは日本で人気出ないかもだし、仕方ないことなのでしょうかね。
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