事件現場はロマンスに満ちている
」のレビュー

事件現場はロマンスに満ちている

神香うらら/柳ゆと

続編希望!

ネタバレ
2023年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 藤村雨音(アマネ、24歳)はデビュー作は売れたけれど2作目3作目はぱっとしなくて崖っぷちのロマンス作家。担当編集者に今までのお金持ちでインテリのヒーローを刑事か消防士に変えないかと言われて、強盗の現場で知り合った刑事ワイアット・ケンプをモデルに小説を書き始めます。その後ケンプと再会した雨音はホワイトハッカーとして事件に関わっていきます。
2話入っていまして、雨音は接触恐怖症のゲイでケンプはノンケ、けれどもケンプに気に入られ、雨音はそれはいっときの気の迷いだと言いながら...と事件を解決しながら、2人の関係も深まっていくストーリーでとてもよかったです。初読みの作者様でしたが、引き込まれる文章でした。終わり方がサクッとしていた(悪くはないです。おかわりしたくなる感じです。)ので続編が読みたいです。
2023年6月 総288ページ 挿絵あり
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