雪と墨
」のレビュー

雪と墨

Marita

まるで映画

ネタバレ
2023年9月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ この本を読んだきっかけは、この作者の「やぶさかではございません」をLINE漫画で知り、物語の中で主人公が行った映画館でそこで「雪と墨」が映画化されていて、コメント欄を見たら、作者の実際の作品だと知り、この雪と墨を読みました。最初は理解が難しかったのですが、途中詳しい解説があり、理解出来ました。最後の三巻では、全ての伏線が回収されます。最後泣きました…心が震えました。男とか女とかではなく、本当にその人自身に惹かれていて、時を超えても必ず出会うべき運命、みたいなものを感じました。作者の他の作品の中で、雪と墨は映画化されていましたが、現実で本当に映画化してほしいぐらいです。久々に心打たれました。あっくんやトッキーが働いている会社も、現実にはない会社で、この物語自体が全部本当に素晴らしいくらい不思議な世界観です。天才的だな、と思いました。もっともっと沢山の人に読んでほしいです。
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