政略結婚のはずが、溺愛旦那様がご執心すぎて離婚を許してくれません
木下杏/竹中
このレビューはネタバレを含みます▼
政略結婚させられても、自分をしっかりと持っている真面目なヒロインと、有能だけど言葉の足りないヒーローのお話です。
良いスパイスになる程度の隠し事や、行き違いはあるけど基本的にヒロインが素直に聞こうとするので、ドキドキはしても嫌な展開にはなりません。
ヒーローも言葉が足りないだけの不器用な、でも溺愛してくれる旦那さんなので、この先も幸せになりそうな2人です。
横槍が後半は盛り上げてくれるし、政略結婚物としては秀作でした。
惜しむらくは、ヒーローが連れていた数多の美女達が何だったのかが釈明されていなかった事。
恐らくはその時だけパートナーとして頼んだか、たまたま話していたのをすっぱ抜かれた程度だとは思うけど、一言でも良いからそれを文章に入れて欲しかったかな。
それでも面白かったので、星5つで。
そして、2巻ですが。
ヒーローが如何に女性に興味がなく、ヒロインだけというのをまざまざと知らされる続編(笑)
話し合いを遠回しにするがばかりに流れに流れ、周りの人間も余計な事をしまくるし、誤解が誤解を生んでイライラする(良い意味で)のですが。
読みながら「今、スパッと話せば良いだろうに!」と何度も思いますが、これもお話を面白くする為のテクニックだったのかなと。
個人的には女優の横槍には、少し痛い目に合わせて欲しかったかな。
それでも、2巻も面白かったです。
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