このレビューはネタバレを含みます▼
コミカライズから入って続きが気になりウェブ版原作を読み始めたら寝る間を惜しむほど没頭しました。
書き下ろしや他者視点のお話が気になって書籍にも手を出して、一度ウェブでストーリーを知ってるにも関わらずこちらにものめり込んでしまいました。
すっごく長い!!けど、それを苦に感じないほど面白いです!むしろもっともっと続いてくれと願うほど。
現代の便利さ清潔さ物の豊かさを知ってるマインがないないづくしの環境に転生してしまって、最終的にたくさんの本に囲まれて生活するために紙作りから始める物語。
本にしか興味がなかったマインが家族や友人の愛を知って本以上に大切な存在ができて、それを守るために本人の願いとは別にどんどん上の階層の立場に身を置いていく。
本を増やす努力は怠らず、自分や周りの立場を守るために現代の価値観からは離れた貴族の常識を身に付けながら奮闘します。
お話としてはマインがヒロインだけど、本当のヒロインはフェルディナンドさまですね。
ラブラブした雰囲気はほとんどないので1周目はフェルマイをあまり感じませんでしたが、2周目以降はめちゃくちゃフェルマイを感じます。
恋愛とか懸想とかよりももっともっと深いところで絆がある2人。
最終巻が12月に出るのがとても待ち遠しい反面、とても寂しいです。
寂しいと言いつつ発売日になった瞬間購入すると思いますが笑
ハンネローレ様主役の作品と、本編の続編が出ると香月先生が仰ってたので本編終了後はそれを楽しみにしています!