鑑定使いの冒険者
」のレビュー

鑑定使いの冒険者

空野進/ともぞ/加藤いつわ

微妙

ネタバレ
2023年10月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ リアリティが無いです。例えば、狼の群れに気絶させられてる人を、そのあとにダンジョンから帰って、街でいろいろ会話してからダンジョンに行って、それで助け出せるとか。普通はなんとか抵抗するとか、隠れる場所があるとか時間がかかっても生きてた理由を描くじゃないですか。それが無いからさすがにそれは無いってなる。背景設定がお笑いのコントくらいのレベルです。王国と貴族的なところになると会話からの展開とかがとてもひどい。
そして主人公が知恵担当のクセに頭悪い。知識が無いなら勉強するなりならわかるんだけど。そのわりに人の所有物の奴隷をなんとかしようとしたり、金銭感覚とか物知らずだったり。そんなのキチンとした納得いく筋だった物語なら、そこらでやられるモブキャラの性格とか能力とか言動や行動じゃないかと。
スライムを倒すのに魔法しかない、って、すぐに弱点を指示するわけでもなく、行き当たりばったり、必要な情報をちゃんと教えてあげてない、伝えるのを忘れてたとかそれで戦闘力が低くて、自分の正しい的な価値観の我が強いって、好感も共感もその要素が無いんですけど、主人公。
ただ、途中読み飛ばしたりはしたけど、読めるのは読めます。
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