このレビューはネタバレを含みます▼
BL小説
◆シリーズ(1: 社史編纂室 →2: 塚森専務 →3: 経理部員)
3作目は鷹羽紡績本社の経理部が舞台で、1作目の横領他の事件を経理部側から探る点が面白い◎ ←志月君がいかに可哀想だったかよくわかりました!!
経理部同僚 社交的な染谷(29)×四角四面の倫理(27)の話。
ルールを守り規則正しい生活をする倫理は、四角四面の経理部員。人から'面白みがない'と言われる彼がとても面白い◎不器用なほどに一生懸命な人って愛おしい◎横領犯=志月に疑問を抱く倫理。1作目で犯人はわかっているのに、面白く読ませてくれる栗城さんさすがです!!
そして今まで守ってきたものが染谷により崩される倫理の、
小動物のような臆病さと初恋の戸惑いがイイ◎
みずかねさんのイラストが倫理の可愛さを更にUP◎
巻末の染谷視点SSは、染谷君のちょっと意地悪な溺愛ベタ惚れを知れて◎染谷君が嘘のない人に敏感というのも納得◎
プレゼントには笑いました〜