餓えた犬は肉しか信じない【電子限定描き下ろし付き】
暮田マキネ
このレビューはネタバレを含みます▼
表題作とリンクして他2作品入っています。
こども食堂の機能を持つ定食屋「ごはん屋まる」で繰り広げられる3CP(4CP?w)のお話です。
『1話~3話』
山城 星夜×沢渡 斎(元同級生の再会モノ)
たったひとつ聞きたかった事、たった一言伝えなければならなかった事。
これが出来ていれば…ね。
105ページの山城の目!ってか表情?愛が重っ!タマラン♪
『4話~5話』
国府田 洵平×高野 釦(学生ボランティア同士)
お詫びとお礼がソレ…?w
179ページと181ページの釦を見比べてみて?
『6話~最終話』
久保寺 輪×佐竹 円(ごはん屋まるの店主と従業員)
10年後の答えあわせ。
何かと衝撃的な展開でした(泣)
おまけの『犬と肉①』で山城のタトゥーの謎が解けてスッキリ~◎
『犬と肉④』であの2人が?!…思ってたのと逆でしたが、これはこれで全然ありです◎
甘かったり切なかったり恋模様だけでなく人間模様でもありましたので、とても読み応えあって素敵でしたし 心が温かくなりました。ナイタヨー
※タイトルの【餓えた犬は肉しか信じない。】は、アントン・チェーホフというロシアの劇作家さんのお言葉をお借りし、作者さん(マキネ先生)的には「平たく言うと…いいからやらせろって意味かな」らしいですw
「ごたくはいいんだ、確かなものを寄こせって、そういう心境で相手を求めるに至る男たちのお話なんです」(インタビューから引用)
タイトルの意味が分からなかったので 検索してよかったです◎
(総259ページ
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