おにいさまへ…【新装版】
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おにいさまへ…【新装版】

池田理代子

懐かしい

ネタバレ
2023年10月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルに覚えはあったものの内容に記憶が無く、購入を迷っていました。
3卷目の黒髪の友人の絵でうっすらと読んだことがあるかも…?と思い、他の方のレビューで確信に変わり、購入を決断。
多分、読んだのは10歳になるかならないかくらい。
おマセだったとは思うけれど、10歳以上歳の離れた従姉の本棚にあったものを長期休みで遊びに行くたびに読んでいたから。(余談だけど、ベルばらとかガラかめの存在もこうして知った)

小学生だった私には高校生ってオトナ…って見えていたので現実味が無いとかいう実感もなく、大きくなったらこういう世界もあるんだ…くらいにしか思っていなかったけど、今になって思えば、御伽噺のようだ。
主要な登場人物の一人が「20歳以下に見られたことがない」という発言をしているけど、冒頭で登場する22歳の大学生も30代、下手したら40歳って言っても通用しそう。
‘70年代?って精神的にも社会的にも今よりずっと大人だったんだな…と思う。
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