絵柄は文句なしの水準。でも…





2023年10月9日
池田理代子の特徴に良く似せているのは良く判る。しかし要所要所のサスペンス要素の重要局面で、「ん?彼は目撃したの?」と回想(プレイバックシーン?)ともとれる曖昧な描写が多くモヤモヤした。
単行本2冊という制約で仕方ない部分もあろうが、やはり事件の全容と細部を端折っている感は否めない(事件の舞台となった家の人物の心情描写、細かい背景など)。
そして、本編からの人気の高かったイザークやモーリッツを顔面もろくに描かないほどモブキャラのごとく引いた絵ばかりにしたのはゆるしがたい愚行。
単行本2冊という制約で仕方ない部分もあろうが、やはり事件の全容と細部を端折っている感は否めない(事件の舞台となった家の人物の心情描写、細かい背景など)。
そして、本編からの人気の高かったイザークやモーリッツを顔面もろくに描かないほどモブキャラのごとく引いた絵ばかりにしたのはゆるしがたい愚行。

いいねしたユーザ1人
-
ヒマワリ さん
(女性/60代~) 総レビュー数:3件