このレビューはネタバレを含みます▼
乙女ゲームというより令嬢活劇。アイリーンが表に裏に大活躍。1巻は衝撃的でした。クロードもかっこよかった。だんだんクロードはアイリーンにふりまわされすぎてとぼけた魔王様ってかんじに。まあしめるところはしめてるけど。4巻までは仲間やら下僕やら新しいキャラが増えて楽しめるけど、5・6巻はちょっとつらかった。7・9巻は番外編で脇キャラのエピソードが楽しめて本編の余韻にひたれました。8巻は子どもたちががんばってるなあ、と。ただこれ本編には直接には関係ないかな。10・11巻はもう蛇足感を覚えました。広げすぎじゃないかなぁと。いや面白いんですよ。アイリーンとクロードのやりとりとか。けど世界観がごちゃごちゃしてきて基準がよくわからなく。それにアイリーンも、妊婦だったり子育て中だったりするのに他国で画策してなにしてんの。なんならラストには第二子の妊娠示唆してるのに。剣振り回して大立ち回りしてる場合じゃないよね。純粋に読んで楽しめたのは1〜4、7、9巻かなぁ。